反グローバリズム―新しいユートピアとしての博愛(ジャックアタリ著)

反グローバリズム―新しいユートピアとしての博愛
グローバル経済下での民主主義の劣勢嘆き、幸せをを求めて歴史を廻り様々なユートピアを検証し博愛を説く、難解でとても諄い言い回しが厳しい一冊ではありました。

博愛こそがユートピアへの希望として、市場と民主主義のバランスを取るべくネットワークを通じて博愛の絆を繋げていこうと呼びかけている(超ザックリ過ぎですが^^;)。

田坂宏志氏の「これから何が起こるのか」での「マネタリー経済」から「ボランタリー経済」への進化とか、タラハント氏の「ツイッターノミクス」に於けるギフト経済、ウッフィーなどと共通する考えのようです。本書が一番古いので、これが源流と考えるのが適当そうですね。